【批判】どうしてベジタリアン用のメニューは高いのか

   

最近、ベジタリアンメニューを出してくれるお店も増えました。
ベジタリアンを意識してくれていること、肉や魚を使わずに美味しい料理を考案してくれること、
感謝しています。

でも、「ベジタリアン・ビーガンメニュー有り」というだけで、
値段が高すぎるお店が多いです。

私は憤慨しました。

憤慨して書く気が失せていました。

そして、どうしたら中傷にならずに適正価格とは何かについて、
堂々とマイナスの評価をできるか考えました。
ここは自分の思ったことを書くブログなので
きっちり書こうと思います。
言葉には気をつけますが、見たくない方は飛ばしてください。

1500円のサンドイッチ

先日、ビーガンメニューのあるお店(名前は伏せますが根津の豆腐カフェです)へ行きました。

雑誌などにも紹介されていた有名なお店で14年前からあるお店です。

 

豆腐メニューを使って、水からこだわったり、契約農家から仕入れて…ということでした。

私はベジタリアンです
と伝えると店主さんは笑顔で

「うちはビーガンメニューも用意してますので、また食べに来てください」
と言っていました。

そのビーガンサンドイッチは1500円

サンドイッチに1500円払う人なんて、世界中の笑われ者ですよ。
サンドイッチは食パン、レタスなどの野菜と豆腐。

しかもご実家の豆腐屋さんから仕入れているとのこと。

その他のメニューも高い。
おからで作ったケーキと、おからを炒ったおから茶のケーキセットが1000円でした。

体にいいと言われているおからですが、
「お殻」ご存知の通り、豆腐の副産物。
豆腐屋さんに行けば、50円や、無料なんてところもあります。

 

適正価格とはなんですか。

ましてや実家がお豆腐屋さんなら、豆腐やおからの適正価格がわかっているはずです。
指定農場なんて、多くの飲食店が契約しています。
今や当たり前といっても言い過ぎではないでしょう。

親族の豆腐屋から仕入れた豆腐とおからの価格に、
豆腐ばかり扱っているカフェはあまりないので、
メニューのオリジナリティーで付加価値をつけてもいいでしょう。

それにしても1500円はないんじゃないでしょうか

おからのお茶は、はっきり言って香りの少ない麦茶かほうじ茶のような
何か(おからでしょうが)を焙煎しただけの味。
例えば蓮茶やゴボウ茶のような独特な香りが立つわけでもなく。

ビーガン用マヨネーズだって、500円出せばチューブ1本買えます。
(欲しい方は建福のオンラインショップで買えますよ!)
マヨネーズソースは自家製で作ることだって大した手間ではありません。

 

確かに不味くはないです。
美味しくはあるのですが、
美味しいからといって価格は適正ではないと思っています。

 

下町はステータスにはならない

店主さんとしばらく会話をしました。
私が記事に書くほど腹が立ったのには、
適正ではないと思われるビーガンメニューだけではありません。

「下町」をキーワードにしていました。

主に東京の東側の話ですが、簡単に言うと山手より東側です。
あの「べらんめぇ言葉」発祥の、がさつで、洒落っ気がなくて、安くて、人間味のある地域です。
そしてそれはnapaの愛すべき出身地です。

店主さんは言いました。
「もともとの豆腐屋さんは千住にありました。
そしてこの店もそこの不忍通りのこちら側が下町、向こう側が山手だ。」と。

下町で1500円のサンドイッチ。

下町はステータスにはならないと思っています。
更に、その心は下町のそれではありません。

店主さんの言っていた地理的に山手不忍通りの対岸には、
下町の人情に溢れた素敵なカフェagasaのお母さんもいます。

つまり、私には地理的には下町に店を構えていても、
山手的な商売をしているようにしか見えず、
あえて下町下町と強調することで、かえって本当の下町の人(私)を怒らせてしまったという話です。
(おまけですが、後日地元の友人に話したら、やはりその店に昔行ったことがあるらしく、豆乳がホットもアイスも美味しくなかったと不評でした。それはあくまで個人の感想ですが…)

 

集まるスイーツ女子たち

napaは俗に言う「スイーツ女子」達が好きではありません。
彼女達の購買意欲が日本の経済を助けているのは認めますが。

休日だったこともあり、例のお店にも他にお客さんがいたのですが、スイーツばかりでした。
こんなこと書くと、あちこちの方面から怒りの声が飛んできそうですので、
あとは察してもらおうと他力本願。ちょっと書き足したかっただけです。

きっと気にもとめずに、あまり考えずに頼んでいるのでしょう。
そうじゃない人たちは、あまり行っていないのではないでしょうか。

 

結局、何が言いたいのか

余計な話ばかりしてしまいました。

まとめると、

今回のようなお店「私たちビーガンメニュー出してますよ!でも1500円ですよ。」
スイーツ「1500円かー。でも女子会だし、お店の内装もいいし、写真撮あげられるし」
そこそこ売れる
他のお店「ビーガンメニューは付加価値として高く出しても売れるのか。うちのメニューにも加えよう」
 社会全体「ビーガン・ベジタリアンはお金に余裕がある人がなるやつなんだな。」
お金のないビーガン・ベジタリアン「外食できない」

 

この流れは最悪だという話です。

まだベジメニューがないお店が多いのは、今後に期待できますが、
高いメニューとして出されているともう変えようがないし、頼みようがない。

実は、このカフェ意外にも、同じような話が同時期に重なったので、
ちょっと気落ちしてました。

どうして皆自分のことしか考えないのか。

ベジタリアンやビーガンを目指す人にはいろいろな人がいると書きました。
お金がある人もいていいでしょう。
でもお金がなければベジタリアンをしてはいけないような風潮は
絶対にあってはならないと思います。

私の目標は、ベジタリアン・ビーガンへのハードルを下げて、もっと受け入れやすくすること。
動物を食べずに、環境や生態を苦しめない共存をしたいです。
ハードルをあげてしまっては、きっかけをつかむ人が減ってしまいますから。

 

 

 

 

私が「近くにベジタリアンのメニューを出す店があまりない」と言ったのに対し
「だから私たちは、いつでも食べられるようにビーガンメニューを用意してるんですよ。
海外のお客さんもブログで広まったのか、よく来てくれます」と返す店主さんに

ビーガンはいつも外食できるけど1500円払わされるのか。
この人、笑顔で人の気持ちを潰しているなと思いました。…金の亡者め。

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